大人も子どもも楽しく脱炭素アクションに触れる「まるっとサステナフェスティバル」開催!

2023年11月18日、溝の口周辺で、脱炭素アクションを楽しく体感できるイベント「まるっとサステナフェスティバル」が開催されました!

その様子をレポートでお届けします。

書いた人:まるっとサステナキャンプ公式

主に「まるっとサステナキャンプ」のインターンが行っている活動について記事で発信していきます。

まるっとサステナフェスティバルってどんなイベント?

キラリデッキ特設ステージ、川崎市地球温暖化防止活動推進センター、ノクティ2・高津市民館、nokutica、旧平瀬川遊歩道で、“脱炭素アクション”が、市民にもっと身近に感じられることを目指して開催。「脱炭素アクションみぞのくち」メンバー企業、まるっとサステナキャンプのインターン、アーティスト、ミュージシャン、飲食店、農家…総勢約70団体100名以上が参加するイベントとなりました。

まるっとサステナ フェスティバルの紹介はこちら

[南北自由通路]企業ブースで体験型のイベントを実施

JR武蔵溝ノ口駅の改札を出てすぐの南北自由通路には、DAM(脱炭素アクションみぞのくち)に参画する企業を中心としたブースが並びました。楽しく脱炭素について学べる体験型のワークショップばかりで、多くの親子連れで賑わいました。

東京電力パワーグリッド(株)川崎支社のブースでは、手回し発電機を使って、電気をつくる仕組みを学ぶことができました。回した分だけ、ジオラマの電車が動いたり、まちの灯りが光ったりするのがわかりやすく、子どもたちは夢中になっていました。

JR武蔵溝ノ口駅は、試験運転をしている水素ハイブリッド電車「HYBARI」のパネルでの記念撮影のほか、「エコステ」モデル駅であるJR武蔵溝ノ口駅構内の薄型ソーラーパネルや水素電池の見学会を実施しました。

見学会に参加した方からは、普段利用していてもゆっくり見ることがなかったので、良い機会になった、水素電池の存在は知っていても仕組みは知らなかった、という声が聞かれました。

[ノクティ2]手作りワークショップがいっぱい

マルイファミリー1階の入り口前では、「キットパスで甦れ!ビニール傘 By KAWASAKI ARTISTS」を実施。忘れ物のビニール傘に、窓ガラスに描いて消せる筆記具キットパスを使って、自由に絵を描き、世界に一つの特別な傘に生まれ変わらせます。

子どもたちは自由な発想で、絵を描き、どれもが素晴らしい出来栄え。みんな笑顔で傘を持ち帰っていました。

ノクティ・マルイ5F連絡通路では、「廃材カプセルをつかったアレンジワークショップ」を開催。普段は棄ててしまう、カプセルトイのカプセルを再利用して、カラフルでかわいい虫さんに。子どもたちにもなじみのある、身近な廃材を利用しているため、多くの子どもたちが興味を持って参加していました。

[川崎市地球温暖化防止活動推進センター]おさがりの交換やスタンプラリーの景品引き換えなどイベントの拠点に

川崎市地球温暖化防止活動推進センターでは子ども服のおさがりの交換会のほか、苗木等の配布や風車作りのコーナーを実施。

懐かしさも感じられる風車の手作り体験に子どもたちも笑顔に。

スタンプラリーのゴール地点でもあった、同センター。景品には、こんなに立派な大根も! 川崎市宮前区の小泉農園ですくすくと育った大根です。

[高津市民館]野菜を無駄なく使う環境にやさしい脱炭素クッキング教室

宮前区在住の人気料理家・上島亜紀さんを講師に迎えて行ったのは、大根を丸ごと1本、おいしく無駄なく食べ切るレシピ。

大根ステーキや炊き込みご飯で、大根の葉っぱも余さず使い切りました。グループごとに調理し、調理後は参加者の皆さんで試食も。

次世代を担う子どもたちにみどりあふれる地球を残すための活動を行う「みどりなくらし」の皆さんによる親子で楽しめるクッキングでは、「かわさき野菜と米粉のケークサレ」を作りました。色とりどりの野菜がたっぷり入ったケークサレは、どんな野菜でもあうので、家にある野菜の残り物を使えばフードロスの防止に。野菜を細かくカットする作業は、子どもたちも楽しみながら真剣に取り組んでいました。

[旧平瀬川遊歩道]おいしく食べて地産地消を実現

地元野菜をたっぷり使った「Gosso」の豚汁、「コロココデリ」のカレーなどを販売。訪れた人は、温かい食事を屋外で楽しんでいました。

そのほか、まるっとサステナキャンプのインターンが訪れたことのある、なないろ畑からはカブを中心に彩り鮮やかで新鮮な野菜の販売がありました。

[nokutica]みんなでDIY断熱ワークショップ

溝の口駅徒歩2分にある築90年以上の建物をリノベーションしたシェアオフィス「nokutica」では、(株)エヌアセットによる断熱ワークショップを開催。築年数が古いこともあり、エアコンの効きが悪く、冬場は特に寒いという声の挙がっていた建物。外気を防ぐため、窓の近くに仕切りを作り、吹き抜けになっていた天井には不織布を垂らして断熱を計りました。

参加者はもともとnokuticaの利用者や、DIYが趣味という人、やったことないことにチャレンジしてみたいという人など様々。

ノコギリの正しい使い方や、木材の長さの測り方などをプロから学び、参加者で力を合わせて作業をしました。

「まるっとサステナフェスティバル」では、ほかにも多数の出展ブースがあり、またステージでのイベントも盛り上がりました。次回の記事では、ステージの様子をメインにお届けします。