2023年7月4日、「まるっとサステナキャンプ」の始動に向けて、インターンによるキックオフミーティングを開催しました。インターン同士の交流を深め、本格的な活動に向けてそれぞれが何をしていきたいのかをみんなで話し合う場となりました。また、専門的な立場からアドバイスやサポートを行うメンターの3名は、はじめての顔合わせとなりました。
その様子をお届けします!
書いた人:まるっとサステナキャンプ公式
主に「まるっとサステナキャンプ」のインターンが行っている活動について記事で発信していきます。
「まるっとサステナキャンプ」キックオフはこんなイベント!
キックオフは以下のような内容で行いました。
- 自己紹介
- まるっとサステナキャンプについての説明
- ブレインストーミング
テーマ1 “脱炭素アクションみぞのくち”を知ってもらい、脱炭素アクションしてくれる人を増やす!
テーマ2 「まるっとサステナキャンプ」でどんな活動をしてみたい? - 任命証贈呈
- 記念写真撮影
同世代で環境や地域活動に関心のあるメンバー同士。事前にオンラインミーティングで顔を合わせていたこともあり、開始前からお互いのことを話しながら、わきあいあいとした雰囲気のなか、なごやかに会がスタートしました。
進行を務めたのは、大学4年生の深澤佳乃さん。参加したインターンが全員で取り組めるレクリエーションを企画して、常に場の空気を盛り上げていました!
個性あふれるメンバーのことを知る自己紹介
まずは自己紹介から。一人ずつ前に出て、名前・所属のほか、自分が普段行っている取り組みや趣味、今後の活動への意気込みを話しました。
高津高校生徒会副会長の田中悠太さんからは「南部線沿線の清掃活動から、活動の輪を広げています。区や市に提言をしながら、高校生の視点で活動を広げていきたい。環境の活動に率先して取り組んでいきたいです」という自己紹介がありました。
横浜国立大学の野末結月さんは「高校時代には、生田緑地の地層学者の方と土からクレヨンをつくる活動をしていました。福祉にも興味があり、現在は特別支援学級にお手伝いにいっています。将来は川崎市で学校の先生になりたいなと思っています。自分の強みをいかして地域に貢献していきたいです」と話しました。
ほかにも福祉に興味があり手話を習っている大塚瑠奈さん、社会人1年目で仕事を頑張りながら溝の口についてもっと知識を深めたいという長谷 樹さん、会計事務所で働きながら地域イベントなどにも積極的に参加している高橋駿人さん、広島出身で父親が肥料会社を営んでいることから農業に興味を持ったという山本 学さん、アメフト部のスポーツマン益田大誠さんもまた農業に関心があるなど、それぞれ個性を持ったメンバーが集まりました。
また、手描きでポスターを描くのが趣味だという松熊心咲さんや、美術館巡りが趣味で自分でデザインをすることもあるというこでらみうさん、先日鹿島田で行われた七夕の地上絵を展示するイベントに参加したという小谷真央さん、演劇部で役者のほか台本づくりや謎解きイベントの開催などを行っている前田 初さんなど、クリエイティブな活動をしているメンバーも多くいました。
インターンそれぞれの普段の活動や、趣味を知り、笑いや拍手が起こるなど、一人ひとりを知るとても良い時間となりました!
「まるっとサステナキャンプ」の今後の活動
続いて、「まるっとサステナキャンプ」でどんな活動を行うのかの説明がありました。
事前にインターンへ行った「どんな活動をしたいか」というアンケートでは、アロマブランドを運営する髙橋淳音さんから、原料になる柑橘の皮をむくイベントをしたいという具体的なアイデアがありました。また、まだこれからできることを見つけたいという人も多くいました。
決まっている活動内容としては、脱炭素の取り組みを行う企業へのインタビューや、TikTokを中心にしたSNS運用のほか、ゲーム開発や環境に良い行動のためのアプリの拡散など企業からの依頼もあります。
今後のおおまかなスケジュールとして、10月には中間報告会、来年3月には市長への活動報告も予定されています。
意見を出し合うブレインストーミング
2つのチームに分かれたブレインストーミングでは「考えすぎずにアイデアをどんどん出していこう!」と、みんなで積極的にアイデアを出し合いました。
まず、各自でテーマについて思い浮かんだことを付箋に書き出し、それをチーム内で話し合いながら近いアイデアをグルーピングしてカテゴリに名前をつけ、最後にアイデアをシェアします。
1回目は「“脱炭素アクションみぞのくち”を知ってもらい、脱炭素アクションしてくれる人を増やす!」というテーマでブレインストーミングを行いました。
「そもそもなぜ溝の口なのか」など取り組みの背景や「脱炭素について深く知りたい」という知識を身に着けたいという意見が多く出ました。
また、利益があるというのが伝われば活動しやすいといころから「付加価値が必要」という意見や、「個人でのアクションは難しいので集団でおこなうイベントの実行や環境について気軽に知る場所としてもイベントが必要なのでは」と、それぞれのチームから特色あるアイデアが出ました。
2回目は1回目を踏まえて「どんな活動をしていきたいか」がテーマ。
「子どもたちに向けて体験型のワークショップなどができないか」「“脱炭素戦隊”みたいな面白い動画ができないか」「環境とのかかわりの深い農業との連携」「LINEスタンプなど身近なもので定着させたい」「美術やデザインが得意な方も多いのでアートとのかかわりで何かできないか」と、このメンバーだからこそのアイデアがたくさん出ました。
最後に川崎市環境局脱炭素戦略推進室の内田洋平さんから、インターン一人ひとりへ任命証を授与しました。
キックオフ終了後、すっかり打ち解けたメンバーは、それぞれが会話を楽しむ時間が続きました。
まとめ
今回は11名の参加でしたが、インターンは総勢21名。まだまだ個性豊かなメンバーがそろっています。
今後は、メンターから環境について学ぶ勉強会や、環境問題に取り組む施設の見学会など、さまざまな活動を行っていきます。またSNSでの本格的な発信も行い、ますます「まるっとサステナキャンプ」は盛り上がっていきます!