【DAM企業訪問レポート】富士通の開放感あふれるオフィスで環境アプリ『Green Carb0n Club』を学ぶ

DAM(脱炭素アクションみぞのくち)企業訪問の第1回として、富士通 JR川崎タワーのオフィスへインターン7名が訪問しました。

富士通ではエコな生活をすることでポイントがたまる環境アプリ『Green Carb0n Club』の開発・運営を行っています。

今回はソリューショントランスフォーメーション本部の南後有希さん・山口実央さんから『Green Carb0n Club』についてお話をいただき、まちづくりをテーマにしたワークショップを通して楽しく交流。見晴らしの良い屋上や、フリースペースなどを見学しました。その様子をお届けします!

書いた人:まるっとサステナキャンプ公式

主に「まるっとサステナキャンプ」のインターンが行っている活動について記事で発信していきます。

『Green Carb0n Club』を中心とした富士通の取り組みを紹介

まずは『Green Carb0n Club (以下GCCアプリ)』についてその背景や、今後の展望についての話がありました。富士通 南後さん・山口さんの話から抜粋し、概要を紹介します。

環境によい行動でグリーンポイントが貯まるアプリ『Green Carb0n Club』とは?

エコにつながるアクションをすると、グリーンポイントが貯まり、環境に優しいアイテムと交換ができます。
また、自分のエコなできごとや気づきをシェアでできるようなアプリ内SNSの機能もついています。

ダウンロードサイト:https://carb0n-club.com/

・市民一人ひとりの意識を変えたい! GCCアプリをつくった背景

富士通の創業地である川崎市には多くの社員が住み、通勤している社員も含めると数万人がかかわっています。そんな縁もあり、2021年に持続可能な未来都市の実現に向けたまちづくりの協定を川崎市と結びました。

「健康」「安全・安心」「環境」「仕事・暮らし」の4つの重点テーマがあり、そのなかで環境のテーマを私たちのチームが担当することになりました。実際に何をするかを決める話し合いで、職員の方から、工場の多い川崎市は政令指定都市のなかで炭素排出量がトップクラスで多いことを聞きました。でも、臨海部に工場を構えるような大企業は自発的に脱炭素への取り組みを進めています。問題は、市民の一人ひとりになると脱炭素へ意識を向ける人が少ないということです。

こういった背景から「環境」のなかでも「市民の炭素排出量の削減」にフォーカスをあてることにしました。

・ちょっとした工夫でエコアクションは起こせる

プロジェクトを進めるうえで、川崎フロンターレとの実証実験も行いました。

試合の日に塩ちゃんこのお店で『通常の白いプラスチックのお皿』と『数十円高いけれど環境に配慮した素材のお皿』2種類のお皿で販売をしました。消費者が何をどう選ぶのかを調べたんです。

結果、開始1時間半で環境配慮のプラスチック皿を使用した塩ちゃんこがあっという間に完売しました。

要因としてブースの周りにお皿をPRするようなパネルを置いて声掛けをしたこと、そもそもフロンターレが環境意識の高いチームで、ファンにもその意識が伝わっているということも考えられます。
それでも、ちょっとした工夫で、環境配慮の行動を取ってもらえるという気づきをここで得られました。

こういった流れを経て実証実験をはじめたのがGCCアプリです。

・仲間とつながって広がるGCCアプリの特徴

パートナー15社との共創プロジェクトであるというところが大きな特徴です。課題解決には多くの企業や市民の方を巻き込んでいく必要があるので、『仲間づくり』の場にもなっています。

サービスを始めて、勝手に盛り上がっていくような簡単なものでもないので、アプリを「育てる」活動も行っています。

例えばニーズを把握するワークショップやイベント出展。学校での講演や、展示会で取り組みの発表もしています。

また、ゲーム感覚でゴミ拾いができる清走中」などイベントを主催

経産省や環境省とも連動して事例として取り上げてもらえるような活動も続けています。

・リアルと連動して好循環を生むGCCアプリのこれから

「ゴミを分別した」「エコなイベントに参加した」「エシカル商品を買った」…というリアルなエコアクションを、アプリでシェアして加速させるという、アプリとリアルの枠を超えた好循環を生んでいきたいです。

実証実験中なので、いろんな人のアイデアを取り込みながら、今も改善を続けている状況です。皆さんに関わっていただくことで一緒にこの取り組みを育てていくことができるというのもGCCアプリができることの1つだと思っています。

インターンの意見が飛び交った「まちづくりトーク」ワークショップ

GCCアプリでの内容を踏まえて、「まちづくりトーク」をテーマにしたワークショップを行いました。テーマに沿った意見やアイデアを一人ずつが付箋に書いて、ホワイトボードに貼っていき、その意見をもとにみんなで深堀りしていきます。

1.あなたのマイブーム

それぞれが今ハマっていることを挙げました。
「ポケモンスリープ」や「電子書籍」「謎解き」…など、個性豊かなインターンらしく、趣味もさまざま。
そこから、「なぜハマったのか」というきっかけの話にも広がりました。

2.川崎市に関するものでのマイブーム

「地元の野菜を使ったカフェ」の話から、川崎の農作物の話でひと盛り上がり。
『まるっとサステナキャンプ』に参加しているからこその意見には、富士通の南後さん・山口さんも驚いていました。

3.地域イベントについて

今回、参加したインターンは全員が何かしら地域のイベントに参加したことがあるそう。
「ごみひろい」など環境に関わるイベントに参加しているメンバーも。
また、参加するだけではなく、出展者として開催側のメンバーもいました。

4.GCCアプリにほしい機能やコンテンツ

歩数計測機能や登録後すぐに使えるポイントなど、自由な発想で意見が出ました。
なかでも、有名キャラクターや人気の絵師とのコラボについては話が広がり、自分の好きなキャラクターなどについても話が盛り上がりました。

5.GCCでやってみたいこと

一番多かったのは、イベントと絡めたコラボをしたいという意見。イベント会場を訪れた方にポイントをプレゼントする企画や、謎解きイベントで正解者への賞品としてポイントを付与するなど、アイデアがたくさん出ました。

川崎市のまちを屋上から

最後に、川崎の街が一望できる屋上を見学。ここは、社員が自由に休憩や気分転換に利用できるスペースとのこと。緑もある気持ちのいい空間で、少し緊張していたインターンも、ここでは自然と会話がはずんでいました。

特に学生のインターンでは一般企業のオフィスに入るのも初めてというメンバーも多数。快適に仕事をするための広々とした内装の富士通のオフィスに、しきりに感動していました。

今後もDAM企業への訪問をはじめ、SNS運用やイベント実施など、インターンの活躍の場はどんどんと広がっていきます。