8月14日・25日の2回にわたり、PRプランナー杉原 冴樹さんを中心にベクトルグループ 株式会社プラチナムのみなさんを講師に迎え、SNSに関する勉強会が行われました。
今後、脱炭素に関する情報をインターンから発信していくために、InstagramやTikTokなどSNSごとの特徴を知り、どういった発信をしていくのが良いのかを実践を通して学びました。
書いた人:まるっとサステナキャンプ公式
主に「まるっとサステナキャンプ」のインターンが行っている活動について記事で発信していきます。
8月14日:SNSとショート動画づくりの基本を学ぶ
ショート動画を実際に制作するため、以下のようなスケジュールで行われました。
- 溝の口の脱炭素アクションスポット探し
- SNS勉強会に向けた動画撮影
- SNSの現況についての勉強会
- アプリを使用した動画編集の実践
- 制作した動画の発表
街なかの“サステナブルスポット”を探す
勉強会の前に、まずは溝の口周辺のサステナブルな取り組みをしているスポットを周りました。
例えば、マルイファミリー溝口のフードコートHARA8(はらっぱ)では国産の木材を使用し、1枚の板を無駄にすることなく作られた机やいすを使用しています。
木は燃やさない限りCO2を留めることができるため、木材を使った製造時のCO2排出量は、鉄やコンクリートなどの他の素材と比べて少ないことが分かっています。さらに、輸入材ではなく国産材を使うことで、運搬時の二酸化炭素排出量も抑えられます。
※参考:環境省サイトCOOL CHOICE https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/kaiteki/topics/20211207.html
また、インターンのひとりである田中悠太さんが中心となって取り組んでいるTCP(高津クリーンプロジェクト)の取り組みについての展示を見学。
田中さん本人の解説によって、南部線沿線のゴミ拾い活動などについて知りました。
ワークショップに向けて思い思いに動画を撮影
その後は、ショート動画の制作ワークショップのため、インターンが思い思いに駅周辺の脱炭素スポットを動画で撮影。
撮影する企画テーマは全員同じ! 動画の絵コンテを参考にしながら撮影しますが、同じ企画・同じ場所でも、それぞれの視点で切り取ります。
SNSの基本や特性について学ぶ
インターンのメンバーにとってもなじみの深いSNSですが、ひとくちにSNSと言っても、InstagramやTikTok、X(Twitter)、Facebook、YouTubeなどたくさんの種類があります。それぞれが、どんな活用方法に向いているかなど基本知識を学びました。
また、『まるっとサステナキャンプ』で配信中のショート動画についても、企画から撮影、編集、完成までの制作のフローや、動画制作時のポイントなど、SNSマーケティングのプロの視点でお話いただきました。
自分たちで撮影した動画をアプリで編集
次に動画編集アプリの基本的な使用方法について学びました。
そのアプリを利用してそれぞれが撮影した動画を編集。テロップやスタンプ、イラストなどを駆使して音楽選びなどもこだわります。
制作している間はみんな黙々と作業し、真剣そのもの。
最後にできあがった動画を、有志で発表し合いました。
実際に『脱炭素アクションみぞのくち』の動画編集を行っている、プラチナムの渡邉 創さんからも、同じテーマで作成した動画制作のポイントについてお話を聞きました。こだわりのつまった動画に、インターンからは感嘆の声が上がりました。
8月25日:ショート動画の企画の立て方
この日はさらにもう一歩SNS運用を深掘り。ターゲットに刺さる企画づくりについて学びました。
この講義は以下のような項目で進められました。
- 企画するときに意識すること
- 台本制作のポイント
- いろいろな動画の企画・台本を見てみよう
- 動画から台本を想像してみよう
- 企画を考えてみよう
まずは、企画制作の際の重要なポイントとして、ターゲットを明確にすること、そのうえでどんな風に動画にまとめるのが良いのかコツを教わりました。
さらに、実際の動画と企画書・台本を見比べながら、なぜそのような構成になっているのかの解説をしていただきました。
「こんな動画は再生数が伸びる」というところだけではなく、うまくいかなかった例も具体的に教わり、ここでしか聞けない話ばかりでした。
そこからはいよいよ実践。もし「食器洗い乾燥機」を紹介するならどんな動画の企画が良いかをそれぞれ考えました。
商品の価格や機能などから、ターゲットは小さい子どもがいる主婦、働いていて少しお金に余裕がある一人暮らしの社会人…など同じ商品でもそれぞれ違った意見が出ました。
また、動画の内容も除菌機能にフィーチャーした内容や、食洗器そのものの良さを伝えるものなど、視点もさまざまありました。
最後に、これまで学んだ知識をいかして、『まるっとサステナキャンプ』で配信する動画の企画を考えました。
●ノクティのゴミステーションであるエコファクトリーを、子どもの自由研究用に紹介する企画
●JR 武蔵溝ノ口駅構内にある水素電池を電車から撮影して人の目をひく企画
など、インターンらしい自由な発想の企画案が挙がりました。
まるっとサステナキャンプでは、今回の勉強会を通して、SNSでの発信力をさらに強化し、インターンで協力しながら『脱炭素アクションみぞのくち』の活動を広めていきます!